Luchino Visconti 「Il gattopardo 」追記・訂正あり

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疲れがとれたら観に出かけよう・・・・・・。この言葉を合言葉に北風吹く寒い日に出かけました。雨だろうなあと思っていたら私の行く先は晴れて傘いらず。先週末にと思っていたのですが体調が今一よくなく諦めていたのですが上映期間はあと2日しかない・・・・・・。急げ~。最寄り駅始発の電車なので、誰もいませんでした・・・・・・。この後に、発車間際で、それなりに乗車です。

久しぶりの新潟駅を降りると、街並みが金色に変化していて、時が経つのが早く感じています。街並みを撮ったりしながら映画館へ通います。この日は、裏道からではなく繁華街表通りの東大通→ラブラから伊勢丹抜けてシネウインドコースにしました。新潟県第一位の県都でありますが、正午前なのに人が少ないです。

アラン祭りではないけれど、アラン・ドロンゆかりのポスターがロビーに展示されていました。物心ついた3歳の時に、初めて美男子だなあと思う人間がいること。母の映画音楽のLP版の解説で知った衝撃を思い出します。映画俳優のアラン・ドロンと母からカタカナを学びながら覚えました。そんな遥か昔のことを思いだしたり。俳優や女優の名前を母から聞いて覚えていき、映画で見る感動。

初めてのルキノ・ビスコンティの映画「山猫」でした。バート・ランカスター演じる没落していく貴族のサリーナ公爵。終盤のサリーナ侯爵の表情に自分も気づけば年を重ねていて二十歳の頃が昔のようでした。

自分の息子以上に、かわいがるアラン・ドロン演じる野心家の甥タンクレディ。実は初めての肉声です。思っていた声のトーンで何よりでした。若さと美貌を持つけれど腹黒さは凄そうなアンジェリカを演じたクラウディア・カルディナーレ。クラウディア・カルディナーレはギヨーの薔薇にありました。黄色の薔薇だと覚えているのですが・・・・・・。私は今回の映画のイメージは、深い紫だなあって思えたのです。

自分が老いていくこと、時代が変わることの虚しさ。可愛がる甥っ子のタンクレディが地位を確立するためには、自分の娘コンチェッタと恋仲だったタンクレディに土地持ちの新興貴族の娘に目をつける・・・・・・。アンジェリカが現れてしまいコンチェッタはタンクレディの心の中に自分はいないことを悟ります。女の幸せってなんだろうか・・・・・・と。今の時代とは違い家と家のために婚姻を結ぶのが当たり前だった時代。

激動の南イタリアを舞台にニーノ・ロータの音楽が今も心に残ります。荒涼とした風景の美しさ。砂埃の大地を走る抜ける馬と馬車。歴史情勢を絡ませながら、一族の栄枯盛衰が表現されていきます。舞踏会の長いシーンは暑すぎる季節だったと・・・・・・。俳優・女優の汗は本当の汗だとか。ルキノ・ヴィスコンティの映画、他の映画も観たくなりました。映画に流れる音楽。映画を観終えた後も心に残りよいものです。劇中で使用した曲ですが、YAMAHAの幼児科で習った「ジプシーの踊り」が使われていました。この曲・・・・・・と思いだしたり。

最近は、映画音楽でよかったものが少なくなりました。メロディーを聴くと映画のシーンを思い出す。印象に残るような今の映画に今後出会いたいものです。

追記:心優しき方から教えて頂きました。ありがとうございました。念願のアランの声だと思った声は吹き替えだったということ(涙)。サリーナ公を演じるバート・ランカスターの声も吹き替えの真実(涙)。全くもって吹き替えのことを知らなかったため、真実がわかった早朝。崩れていくアランの声だと思った他の人の声・・・・・・。映画って、前もって調べておかないといけないなあって。いつかアランの真実の声を映画館で観ることができたらいいなあ。

映画を観ている時に、イタリアの言葉を流暢に話すのには、ものすごい努力をしたんだろうなあと思っていたんですよね・・・・・・(苦笑)。教えて頂かなければ、ずっとわかんないままでした。

タンク・レディではなくタンクレディ。変な名前だなあって思っていた(笑)。そういえば字幕でも区切っては表記されていなかった・・・・・・。勝手に区切ってしまいました(汗)。そんな~と思いながら教えて頂いた映画のこと、もっと勉強しないといけないなあと思ったのでした。
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by aipopy | 2016-11-04 21:45 | 綴ること | Comments(0)