終わりなき人生の旅

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今年の7月という月ほど、家族をテーマとした作品に触れることが多かったと思います。家族って、なんだろうって子供時代から思っていたテーマでした。家族というのは、幸せな存在ばかりでなく、様々な試練があったり、複雑な思いが交差しています。家族だから全部知っているわけではなくて、自分が知らない部分も存在する。

誰もみな、触れてもらいたくない思いを抱えていたり、秘密があったりするのではないか・・・・・・。穏やかで平凡な人生なんてないんじゃないか・・・・・・。

私自身を振り返ると、平坦な山あり、険しい山や延々と続くつづら折りのような道があったりと思います。

先日、3つの選択を選ばないといけなくて選びました。辛くても現状維持、少し修復し今よりよい状態、閉鎖し新たに機能を作る・・・・・・。どれが正しくてどれが間違いという選択ではないです。遅かれ早かれ、最終的には3つめの選択の人生になります。今は、休んでいられないので修復し今よりよい状態にしたいを選択することを決めました。

自分という存在が無くなってしまう時に、後悔ばかりの人生でいるか、それとも必死で生きてきた自分を頑張ったなと思うか・・・・・・。失敗しても、どん底でも一生懸命に生きていきたい。自分の生き方を、見つめなおしていく機会になった7月。いつも心に響く映画を上映してくださる小さな映画館、舞台の世界を教えてくださり、人生の先輩でもある友達に感謝をしています。

映画「未来よ こんにちわ」人様から見たら何不自由なく暮らしていた人生が、突如として崩れてしまう家族。夫に突如、好きな人ができたから別れてほしいと言われる。一人暮らしをして、パニックになると携帯に電話をかけてSOSを訴える母親の介護も乗り越えていく。主人公も母が遺した黒猫のパンドラも新しい道にたどり着く。突如、嵐のような人生となった主人公が前へ進んで生きていく希望を感じたフランス映画です。共感することも多かった映画で、景色が美しかったです。また、主人公の着こなし方もシンプルでいながら素敵でした。黒猫が美しい。黒猫も、家猫から外へ冒険に出かけ野生の本能を思い出し成長をしていきます。



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舞台「OTHER DESERT CITIES」これでもかと、それぞれの想いをお互いが投げつけてくる家族のストーリー。重たい話なのに、笑いを誘ったり、平静さを装いつつ一番傷ついていたり。これでもかと爆弾のように台詞と台詞が、ぶつかりあう。

ポリー演じる佐藤オリエさんは子供時代にお昼の番組「ラストダンス」をビデオに録画して帰宅後に兄と観ていたドラマ。崩壊していく家族の母を演じていて、その時の印象がとても強く、テレビの世界ではなくて舞台の世界で拝見したかった女優です。今回の舞台で拝見できて嬉しく思います。母VS娘、姉VS妹、妻VS夫でしょうか・・・・・・。とにかく強い女でいなくてはいけないという信念のもと生きている。どこか、かわいそうでもある・・・・・・。

シルダを演じた麻実れいさんは、姉家族に厄介になっていて壊れきっている人間に見えながら、棘のある言葉で刺すというか・・・・・・。厄介になっている負い目がいつもある・・・・・・。そのくせ、姉に暴言を吐く妹。言葉では上手く書けませんが、繊細な人間を演じていました。コミカルな場面で笑いを誘ったり、存在感が強いです。

初めて拝見したブルック役の寺嶋しのぶさん。想像よりスレンダーで、かっこよい雰囲気の女優でした。近くに座られてドキドキです。両親に本を出して暴露すると脅していくところから舞台が始まっていく。これでもかと、母と対立するシーンは飲み込まれていきそうな迫力でした。舞台という、観客が観る中での緊迫感が感じられます。

中嶋しゅうさんの訃報から、急きょライマン役を演じることになった斎藤 歩さん。

演出家、脚本家、役者でもありますが、これだけの短時間で台詞を覚え、演技をしなければいけないという大変な役割だったと思います。どれほどのプレッシャーがあったことでしょうか。そんなことも感じさせず・・・・・・。元俳優で今は政治家となった父役を演じられていました。妻ポリーの存在より弱く、頼りない部分をポリーが引っ張っていくような父親であり夫を演じました。男親と娘って、なかなか難しい存在です。

トリップを演じた中村 蒼さん。弟でありながら、姉に対して意見を言う時は兄のよう。仕事のことでも、葛藤を抱えている役です。中村さん、先日、某テレビの芸能ニュースで、不良役を演じられているのを見ました。一瞬、違う役者かなと思ったのですが、対談でやはり中村さんでした。不良役でしたが、ONとOFFで、こんなにも人は変わるのかと共演者の方も思ったようです。役者として今後の活躍が楽しみです。

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映画「ママ、ご飯まだ?」涙腺崩壊でした。台湾への憧れが強くなりました。いつか、訪れたいです。この映画は両親のロマンス、姉妹が生まれて台湾での生活、父が亡くなってから母と姉妹の3人で日本にて生活をしていきます。思春期に入り、母と喧嘩しても母の作る料理で自然と修復をしていく。そして姉妹が知らない、母のロマンスがあったことが母の亡き後にわかります。

母親が作る料理の匂いがスクリーンから伝わってきたこと。台湾には、台湾映画を拝見した時から訪れてみたい都市となって憧れの街です。一青さんのエンディングの歌が、この映画にあいました。パンフレットにはレシピもあったので、作ってみたいです。

台所から生活のリズムが聴こえてくる。料理は苦手だけれど、小さい時から料理を作る母に、まとわりついていたあの頃を思い出します。

これから自分は、人生をどのように、旅していくんだろうか・・・・・・。終わりなきテーマです。
いろんな映画や舞台を観て、日々、考えていきたいテーマです。

1枚目:シネウインドの外壁のプリント。
2枚目:ポスターの写真で映画を観てみようかなと思うことが多い。
3枚目:この日は本当に物凄く暑かったです。東京芸術劇場の室内も暑すぎでした。
4枚目:帰り、運が良ければ乗れるかもと走ったものの長いエスカレーターで友達が教えてくださ
    った便に乗りました。若くないんだから、冒険はしないことにしなくては・・・・・・。
5枚目:Rei。この二輪の写真は、姉妹にも、母娘にも見える気がします。
6枚目:映画のパンフレットから。一青姉妹のお母様は、日本から台湾に渡り言葉と料理を覚えま
   した。頑張り屋のお母さんだったのでしょう。生きていき、台湾人の家族になるために必死
   で学んだことと思います。中華ちまきへの憧れで、ピンは中華ちまきに合わせました(笑)。いつか、食べてみたい。
   

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by aipopy | 2017-08-19 05:12 | 綴ること | Comments(0)