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希望のかなた

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雪が降り出してから二週間。毎朝、早くに出勤します。車での通勤で渋滞となるから仕方ありません。歩行者、雪の轍、アイスバーン、雪道を自転車運転する人、対向車、前を運転している車、後ろの車、一歩間違うと転落したところで流れる川・・・・・・。事故らないようにと体も心も疲労でいっぱいでした。3連休とはいえ、土曜日は午前出勤あり。体が重たいまま仕事に向かいました。帰宅後、歯医者に通い午後から、バタンキュー。ゼンマイ人形のゼンマイが切れたかのように寝て、食欲もなく食べず。再び起きてお風呂に浸かりました。物凄い疲労感のある時は、バブのメディケイテッドが自分に効くような気がします。普段は、普通のバブです。

これがよかったのかわかりません。昨日の朝の目覚めの、あの重たいだるさは何処へ状態。決算もあり、無理しないことにしようと観たい映画を諦めていました。でも今日は行けると朝に実感。急きょ、電車の時刻を調べて決行した映画となりました。晴れ女パワーか、北風は冷たかったですが雪も降らず傘の出番はなかったのです。

初めて観たアキ・カウリスマキの「希望のかなた」。これから観る方もいらっしゃると思います。

難民の人と話したこともないし、戦争や紛争も体験したことがありません。でも世の中には、理不尽なことで亡くなったり、命をかけて祖国を逃げ出す人々がいるということを忘れてはいけないということ・・・・・・。

難民としてたどり着いたフィンランドにて不法滞在となったカーリドに対して難民申請を拒む冷たい事務的な官僚や、難民という理由で暴力やナイフで人を傷つける人々がいるということが表現されている。反対に手を差し伸べ力になりレストランで雇ってくれたフィンランド人のヴィクストロムやレストランの従業員、祖国は違うものの同じ難民の友や脱走する際に見逃してくれた施設に勤める人の存在。

不法滞在をしているカーリドが当局に見つかれば法で大変なことになるであろうに、みんなが力を出し合い仲間を越えた家族のような関係が生まれていく。最後のラストシーンはぜひ観て頂きたいと思います・・・・・・。カーリドの柔らかな笑みに、生きていく希望が少しでもこめられていたらと願わずにいられません。

この映画、笑いのシーンもありました。レストランから儲かろうということで寿司屋にチェンジした際に登場する寿司レストラン。本で寿司を学びアイスクリームディッシャーで盛られたかのようなわさびと寿司ネタと、へんてこなシャリの握り寿司(爆)。夢に出てきそうなほど強烈ワサビ寿司です。当たり前だけれど、無言で立ち去るお客さんたち。味噌汁はどんな味なんだろう。会場で笑いが起こりました。笑いも散りばめられていた映画でした。

気分転換できたので、決算をしっかり頑張ろうと思います。その頃には、きっと雪も溶けて穏やかな早春を告げる頃ではと思っています。


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by aipopy | 2018-02-12 16:50 | 綴ること